【大宜味】本島北部で旬を迎える青切りシークヮーサーの初出荷式が2日、大宜味村喜如嘉区の旧喜如嘉小学校体育館で開かれた。北部地区シークヮーサー生産・出荷・販売推進会議の主催。シークヮーサーの消費拡大や販売促進をPRした。
開催地を代表して友寄景善大宜味村長は「やんばるの青切りシークヮーサーが笑顔と健康を食卓に届けてほしい」とあいさつした。
北部農林水産振興センターによると、2024年度の北部地区のシークヮーサー生産量は3217トンを見込んでいる。今期は大型台風の襲来もなく、降雨量にも恵まれたことで果実の育成は順調に進んでいるという。
喜如嘉区でシークヮーサーを育てる大城武さん(65)は「トビイカの酢みそあえに、青切りシークヮーサーの果汁を加えるとおいしいので試してほしい」と話した。 (玉寄光太)
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シークヮーサー全国へ 喜如嘉で笑顔の初出荷式
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琉球新報朝刊