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IT2社が就業体験 うるま、仙台育英学園生参加


IT2社が就業体験 うるま、仙台育英学園生参加 インターンに参加する仙台育英学園沖縄高校の生徒=7月30日、うるま市のアジアIT研修センター
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 【うるま】IT関連企業のベリサーブ沖縄(うるま市洲崎)とClassi(クラッシー、東京都)は7月29日から8月2日まで、2社合同で初の高校生向けインターンシップをうるま市のアジアIT研修センターで実施した。仙台育英学園沖縄高校の2年生10人が参加した=写真。
 クラッシーはITを活用して教育系の学習動画サービスなどを提供している。県内で学生向けインターンの実績があるベリサーブ沖縄とコラボすることとなった。
 クラッシーの定金裕史さんはIT関連の仕事について「コロナ後、沖縄でも東京の仕事ができるようになった。リモートも選択肢に入るといい」と話した。
 インターンでは、作成したホームページなどが正常に動作するか検証する作業をするなど、より実務に近い環境を体験した。
 比嘉凜音さん(16)は「プログラマーになりたい」と参加を決めた。「静かに作業することが好き。自分に合っている」と働くことのイメージが湧いた様子だ。
 同校教諭の長嶺誠さんは「今の学生はコロナで外での体験が少ない。実践や現場で必要なものを体験できるのはとても良い」と話した。 (金盛文香)