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パヤオの魅力を満喫 宮古・佐良浜漁港でまつり


パヤオの魅力を満喫 宮古・佐良浜漁港でまつり 解体ショーで手際よくさばかれる48キロのキハダマグロに目を奪われる来場者ら=11日、宮古島市伊良部の佐良浜漁港
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宮古島】宮古地区パヤオ管理運営委員会(川満友博会長)は11日、日本の浮き魚礁「パヤオ」発祥の地である宮古島市伊良部の佐良浜漁港で「パヤオの日まつり」を開いた。マグロ解体ショーや魚のつかみ取り、カツオの一本釣り体験などさまざまなプログラムが催され、多くの住民や観光客が会場に足を運び、パヤオの魅力を満喫した。
 イベントは、浮魚礁パヤオのPRと水産資源の消費拡大を図るために開催されている。会場では同漁港で水揚げされた48キロのキハダマグロが解体され、切り身が来場者に振る舞われた。切り身を口にした男性は「おいしい」と思わず声を漏らした。
 一本釣り体験では、参加者が漁船に乗り、実際の漁で使用するさおを手に持ち、糸の先に付いた本物のマグロを引き上げるなどし、参加者は真剣なまなざしで本番さながらの状況を楽しんだ。
 川満会長は「宮古島で水揚げされるマグロやカツオは県外産と違い、鮮度は抜群。多くの人に宮古島産を味わってほしい」と呼びかけた。 (友寄開)