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絵手紙 楽しく制作 嘉手納、自由研究応援


絵手紙 楽しく制作 嘉手納、自由研究応援 仕上げた作品を喜び、講師や父母らと記念撮影した子どもたち=10日、嘉手納町中央区コミュニティーセンター
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 【嘉手納】嘉手納町の中央区自治会(長嶺由次会長)は10日、区コミュニティーセンターで夏休みの自由研究作品を応援する絵手紙教室を開き、園児や児童20人が参加した。
 講師はセンターで絵手紙のサークル活動をしている笑咲会(わらわらかい)(リーダー島袋マサ子さん)のメンバー。
 「絵手紙は相手への思いを込めて書くことが大事」との指導があり、構図や筆使いなど基本を学んだ後、スイカ、パイン、トウモロコシなどの食材を題材に挑戦。絵の具を手に染め、思わず歓声も上がりにぎやかな雰囲気に包まれた。
 講師の1人、大城京子さんは完成作品に「色鮮やかで素晴らしい。感性が豊か」と太鼓判を押した。
 絵手紙は初めてという屋良小3年の佐藤梛紗(なぎさ)さんは「楽しかった。作品を早くおじいちゃんに見せたい」と笑顔を見せた。終了後はカレーが振る舞われ談笑した。
 作品はしばらく館内に展示する。数年前からの恒例行事。長嶺会長は「好評なので続けていきたい」と話していた。 (岸本健通信員)