【名護】名護市底仁屋区(川平嘉勝区長)と天仁屋区(比嘉政昭区長)の合同子ども会活動の一環で7月26日、底仁屋区公民館で「交通安全看板づくり」が行われた。
両区を走る国道331号では、直近の2カ月で死亡事故を含む4件の交通事故が発生している。同地域の子どもたちがつくる看板で安全運転を呼びかけるとともに、子どもたちの交通安全意識を高めることが目的。小学6年生を筆頭に両区合わせても10人そこそこの子ども会。保護者らの力も借りて思い思いの看板を仕上げた。
西島こなみさん(小2)は「交通事故が起こらないことを願って描いた」と胸を張った。神谷吾入さん(小6)は「命を大切に!」と一言ビシッと決めた。
両区それぞれの子ども育成会長の西島早苗さん(天仁屋)と堀田千栄子さん(底仁屋)は「初めての試みだったがみんな楽しく頑張ってくれた」と喜んだ。
看板づくりの後は両区の住民も参加してバーベキューや花火会があり、山あいの村に子どもたちの歓声が響いていた。
(嶺井政康通信員)