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料理にサシグサ活用 南城・新里公民館で講習会


料理にサシグサ活用 南城・新里公民館で講習会 與儀喜美江さん(左手前)の説明を聞いて「さし草料理」に挑む参加した皆さん=7月14日、南城市佐敷の新里公民館
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 【南城】どこにでも生えて健康に有用だと注目されている雑草サシグサを活用した料理講習会が7月14日、南城市佐敷の新里公民館で初めて開催された=写真。12人が参加した。
 南城市大里のさし草屋joy工房&茶屋代表の與儀喜美江さんを招いて開催。與儀さんのサシグサレシピを元に「さし草油みそ」「さし草ごはん」「さし草ジーマミ豆腐」「さし草白身魚オリーブオイル焼き」などに挑戦した。参加者の中には作り方を教わった後に、自宅の庭や畑でサシグサを収穫し、料理する人も。與儀さんのサシグサ料理にすっかり魅了され楽しんでいるという。
 新里区は南城市内でも健康志向が高く、健康診断率がナンバーワンになったこともあり、サシグサを使った料理に挑戦しようと、区の書記を務める西村悦子さんが嶺井朗区長と相談した。与那原町商工会女性部長も務める西村さんは、与那原町内でも料理講習会を開く計画を進めている。
 與儀さんは「各地域の公民館を利用して多くの住民にサシグサの良さを知ってもらい、住民の健康と地域活性化につながることを願っている」と語っている。 (知花幸栄通信員)