【渡名喜】7月29日、恒例の「となき祭り」が開催された。近年はコロナ禍で中止となることが多く、昨年は台風の影響で縮小開催だったが、今年は舞台も設置され、活気のある祭りが復活した=写真。
農水産物加工品の展示やもちきび販売、今回から大人も参加できるようになったビンゴ大会、子どもたちの合唱などが会場を盛り上げた。余興の島唄ライブでは、村民がステージに上がり歌や踊りを披露した。フィナーレには花火が打ち上げられた。
祭りの翌日は、来年の豊作と若者の繁栄を祈願する伝統行事の「カシキー」(綱引き)があり、太鼓をたたいて歌やかけ声と共に各家庭を回り、ンバニ(にぎり飯)や魚をもらうンバニクーイも行われた。 (清水久乃通信員)
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となき祭り、久々活気 ライブ、舞台盛り上がる
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琉球新報朝刊