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園児がヤシの木登り勝負 名護・21世紀の森公園


園児がヤシの木登り勝負 名護・21世紀の森公園 ヤシの木に結びつけられた鈴を鳴らそうと一生懸命に木を登る実りの森保育園の園児ら=5日、名護市の21世紀の森公園
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 【名護】名護市の21世紀の森公園で5日、「なごっ子わんぱく ヤシの木登り勝負(すぅーぶ)」(同実行委員会主催)が開催された。同市宇茂佐にある実りの森保育園の園児ら約50人が参加した。
 木登り勝負では、約2.5メートルのヤシの木を登り、鈴を鳴らすまでのタイムを競った。園児らは、保護者や友人から「がんばれ」と大きな声援を受けながら、鈴をいち早く鳴らそうと、手足を目いっぱいに使って木によじ登った。無事に鈴を鳴らして笑顔を見せる園児もいれば、うまく木に登ることができずに悔し泣きをする園児も見られ、勝負は大いに盛り上がった。
 7秒51で優勝し、金メダルを勝ち取った平良茉心ちゃん(5)は「優勝できてうれしい。メダルは家に飾りたい」と笑顔を見せた。同実行委員会の岸本直也委員長は「感動した。次は小学生の部もつくって開催したい」と話した。 (金城大樹)