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上原さんがパステル画 名護、デイサービス幸屋


上原さんがパステル画 名護、デイサービス幸屋 パステル画と一緒に写る上原康成さん=8月3日、名護市のデイサービス幸屋
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 【名護】名護市のデイサービス幸屋(大東区)を利用する上原康成さん(73)=大西区出身、写真=が今夏、パステル画を描き始めた。グラデーションに富んだ色彩感があふれる作品は幸屋に展示され、見る者を喜ばせている。
 上原さんはこれまで、人物を4Bの鉛筆のみで写実的に表現した具象画を描いてきた。風景画への憧憬(しょうけい)から、風景を描くなら白黒ではなく、色彩を鮮やかに描きたいとパステル画に取り組んだ。
 幸屋の職員から提供を受けた写真などを参考に、上原さんの感性をパステルで表現する。一つの作品に数日を要することもある。幸屋も上原さんの創作活動を応援する。
 上原さんは「来年の名護さくら祭りで作品を展示できれば幸いだ。いつかは油絵にも挑戦したい」と、さらなる創作意欲への抱負を語った。
 (池辺賢児通信員)