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ITを身近に感じて 宜野座で小学生向け催し


ITを身近に感じて 宜野座で小学生向け催し オンラインの会社見学会でクイズに答える子どもたち=7月26日、宜野座村ITオペレーションパーク
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 【宜野座】宜野座村サーバーファーム(比嘉昭彦理事長)は7月26日、小学生向けのIT体験教室「e寺子屋IT体験ツアー」を宜野座村ITオペレーションパークで開いた。村内の学童保育に通う1~6年生約120人が参加し、オンライン対戦ゲームを使ったeスポーツやキヤノン本社のオンライン見学会などを楽しんだ。
 イベントに協力したキヤノン(東京都)は村の企業誘致アドバイザーを務める。遠隔地でもインターネットを使って対話できることを伝えようと、見学会では本社の社員が身近なIT機器や会社の取り組みなどについて、クイズを交えながら子どもたちに解説した。同社の社会貢献活動の一環として自動体外式除細動器(AED)を使った救命体験もあった。小渡そよかさん(9)は「画面越しに通話できることを初めて知った」と驚いた。
 イベントは子どもたちにITを身近に感じてもらおうと、昨年から開催している。比嘉理事長は「次代で活躍できる人材育成につながれば」と期待した。 (武井悠)