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北部ダムの自然触れる 親子100人、環境体験学習会


北部ダムの自然触れる 親子100人、環境体験学習会 ハゼを捕まえて喜ぶ子どもら=2日、名護市の羽地ダム
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【北部】沖縄総合事務局北部ダム統合管理事務所(國場善秀所長)は2日、水資源の重要性やダムを取り巻く環境保全の取り組みなどを知ってもらうため、県内の小学生らを対象に夏休み親子ダム環境体験学習会を開催した。約100人の親子が、ダムの仕組みやダム周辺の川に住む生き物について学んだ=写真。
 学習会では県内南部、中部、北部エリアの参加者らを3コースに分け、漢那ダムや羽地ダムを巡り、ダムが持つ水の調節機能や構造などを学んだ。羽地ダムでは、名護博物館の村田尚史学芸員が、同ダム周辺に生息するテナガエビやハゼなどの生き物の生態を説明し、その後、実際にダムの下流に下りて生き物観察をした。
 うるま市から参加した浦崎直之さん(9)は「(ハゼを)10匹も捕まえた。めっちゃでかいのも捕れて楽しい」と生き物観察に夢中の様子だった。(金城大樹)