爆竹・指笛　演舞後押し　伊是名・諸見、旧盆初開催

　【伊是名】１７日、伊是名村の諸見青年会がエイサーの道ジュネーを行った。諸見区では豊年祭の時にエイサーを行うが、お盆の中日に行うのは初の試みだ。
　午後６時から区内の商店や宿、民家、公民館など６カ所を回った。予想を上回る多くの人が見学に集まり、大いに盛り上がった。青年会長の諸見川上総さんはじめ、諸見青年会の２０代、３０代の１２人が熱のこもったエイサー演舞を披露した。
　各場所で、爆竹や指笛の音を響かせ、エイサーが始まるとギャラリーもにぎやかに声を合わせた。エイサーが終わりカチャーシーになるとたくさんの方が笑顔で踊った。
　諸見川さんによると、旧盆のエイサーを開催した経緯は、数カ月前に飲みの席で出た話がきっかけだった。５日程前に再度声かけしたところ、現実味を帯び、集中練習をして当日を迎えた。
　諸見川さんは無事に開催でき「たくさんの方が見に来てくれてほっとしている」と笑顔で話した。　（比嘉陽子通信員）