【伊江】伊江村青年会(宮城美南海会長)の旧盆巡回エイサーが16、17日の両日、村内10カ所で行われた。
32人の踊り手が鮮やかな衣装に身を包み、掛け声と地謡の歌三線に合わせて力強く太鼓を響かせた。音響や照明、募金係の裏方に約20人の青年会員やOBらも協力し、演舞を支えた。
伊江島エイサーは手踊りがなく、女性も男性に交じって大太鼓やパーランクーを手にし、力強いばちさばきを披露した。各公演場所には多くの村民や旧盆を島で過ごす帰省客らが訪れ、勇壮な演舞に見入っていた。村の公式ユーチューブチャンネル「伊江島タッちゅん」を通じて演舞の様子が生配信された。
宮城会長は「年々、会員が減っているが、島を元気に盛り上げるために力強い踊りを披露することができた」と語った。
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女性も力強いばちさばき 伊江青年会 ユーチューブ配信も
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琉球新報朝刊