【宜野座】宜野座村子育て支援自助グループ「てぃんの会」による「ビーチクリーン活動」が4日、同村漢那区の漢那児童公園と漢那ビーチで行われた。
会員の家族や村社会福祉協議会の職員、民生委員もボランティア参加し、快活な汗を流した。早朝6時半からの開始だったが、すでに厳しい暑さに加えて、漢那ビーチには予想以上に多くのごみが漂着していた。暑さと疲労感で子どもたちも閉口気味だったが、村ボランティア用ごみ袋を片手にごみ拾い活動に奮闘。広大な漢那ビーチのごみを拾い、達成感に歓喜した。約1時間のごみ拾い後は、チューチューとおにぎりをおいしく頰張り、互いに語らい、心地よい余韻を満喫した。
仲吉理佳会長は「漂着物から海の生き物のこと、マイクロプラスチックや環境問題についても子どもたちが関心を持つきっかけになれば」と話した。
「てぃんの会」は、宜野座村に暮らす特性や病気、障がいのある子と、その保護者により構成され、毎年1回、地域貢献ボランティア活動を行っている。 (池辺賢児通信員)
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漢那の漂着ごみ拾い 心地良く 宜野座 「てぃんの会」がビーチクリーン
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琉球新報朝刊