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キノコどうやってできる? 東 工場や収穫、親子が見学


キノコどうやってできる? 東 工場や収穫、親子が見学 キノコの育て方などについて説明するスモール農園ひがし生産企業組合の比嘉昌太代表(左)と、見学会に参加した親子ら=9日、東村有銘
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 【東】県きのこ生産振興会は9日、「夏休み親子きのこ工場見学」を東村有銘のスモール農園ひがし生産企業組合(比嘉昌太代表)で開いた。どのようにシイタケができるのかを見ようと県内の親子連れが参加した。
 比嘉代表の案内で、県産のおが粉を使って菌床を作る機械やシイタケの種菌を植える装置のほか、実際にキノコを収穫する様子などを見学した。子どもだけでなく親も興味津々な様子で説明に耳を傾けていた。
 小学1年生の新垣ひかりさん(6)=那覇市=は、夏休みの自由研究でキノコについて調べているという。キノコという名前から、木のように地面から生えてくると予想していたが、菌床からキノコが育っている様子を見て「キノコがこんな風にできるとは思わなかった」と話した。
 比嘉代表は「若い人が農業に興味を持ってもらえたらうれしい。沖縄の食料自給率を90%まで高めたい」と力を込めた。 (玉寄光太)