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国頭村長杯野球、屋部がV 北部の中学11チーム熱戦


国頭村長杯野球、屋部がV 北部の中学11チーム熱戦 第26回国頭村長杯争奪中学校野球強化大会で優勝した屋部中学校=4日、かいぎんスタジアム国頭
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 【国頭】第26回国頭村長杯争奪中学校野球強化大会が3、4の両日にかいぎんスタジアム国頭、ふれあい広場、大宜味中学校グラウンド、羽地中学校グラウンドで開催された。本島北部から11チームが参加、青空が広がる炎天下で予選リーグから決勝リーグまで熱戦が繰り広げられた。
 4日の決勝リーグには、東江A、屋部、大宮・桜、東江Bの4校が出場した。第1試合の東江A対屋部は2-0で屋部が勝利、大宮・桜対東江Bは2-1で東江Bが勝利した。1勝同士の屋部対東江Bは、屋部が三回に2点を先取、四回には東江Bが1点を返したが、五回には屋部に連打が続き一挙4点が入るビッグイニングとなった。東江Bは六回に1点を返したが、屋部先発の大迫陽投手が力のあるスピードボールと切れのある変化球で要所を締め、それ以上の追加点を許さずに完投して優勝に貢献した。
 優勝した屋部のキャプテン玉城和晟さん(2年)は「3年生の部員が抜け、新チームとなってみんなバラバラで大会に臨む雰囲気ではなかったが、大会が近づくにつれて一つになった。優勝できて、とてもうれしい」と笑顔で話した。
 3位は東江Aと大宮・桜だった。個人賞は次の通り。 (敬称略)
 最優秀選手賞・玉城和晟(屋部)▽優秀選手賞・繁田基海(屋部)、比嘉孝介(東江B)、岸本遼(東江A)、仲村直倫(大宮・桜)
 (新城高仁通信員)