【沖縄】旧暦の7月7日に当たる8月10日、沖縄市古謝自治会と古謝獅子舞保存会(大城勝彦会長)による神獅子の虫干し行事が厳かに行われた。所説あるが、獅子が舞うことで邪気を払い悪病退散、五穀豊穣(ほうじょう)と地域の繁栄がもたらされると言われている。同区の神獅子は日常は御神屋の収納木箱に保管されており、年に一度だけ虫干しで清められる。
本来なら子どもたちも参加して神獅子を先頭に道ジュネーを予定していたが、熱中症などを考慮して関係者で神獅子の御頭から足まで神酒で丁寧に清めた。高江洲義八自治会長は「古謝地区は人口も建物も年々増えている。その中で地域の歴史や伝統、大事な行事は継いでいかないといけない。無事終えてほっとしている」と話した。
(山川宗司通信員)
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厳かに神獅子の虫干し 沖縄市・古謝自治会と保存会
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琉球新報朝刊