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漢那イーグルス、甲子園に 宜野座キャンプが縁、阪神が招待


漢那イーグルス、甲子園に 宜野座キャンプが縁、阪神が招待 甲子園球場で記念撮影する當眞淳宜野座村長(後列左端)と漢那イーグルスのメンバー(提供)
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 【宜野座】阪神タイガース球団の「宜野座村少年野球招待事業」として、漢那区の学童野球チーム「漢那イーグルス」が7月26日から2泊3日で甲子園球場に遠征した。「阪神対中日」戦を2日間、観戦。球団からの特別なセレモニーも行われた。
 主将の金城悠叶さん(6年)が「ファーストピッチセレモニー」で當眞淳宜野座村長を打者に、投手を務めた。金城さんは「甲子園を見学したり、良い経験ができた」と貴重な経験に感無量の様子だった。副主将の仲間叶夢偉さん(6年)は「プロ野球選手の活躍を目の当たりにし、勉強になった」と話した。タイガースの選手たちが児童たちへサインボールを直接手渡す「スタメンキッズ」で、佐藤輝明選手にサインボールをもらった伊芸玲乃さん(6年)は「もっと野球が好きになりました」と喜んだ。
 大観衆の前での貴重な経験を積んだ学童たちは、日頃の練習にも、ますますの野球愛と情熱を燃やす。同事業は宜野座村で20年におよぶ春季キャンプを行う同球団により実施される事業。當眞村長による球団社長の訪問もあった。 (池辺賢児通信員)