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Tシャツで環境、ビジネス学ぶ バスケクラブ「サウス」 中学生、豊見城で販売


Tシャツで環境、ビジネス学ぶ バスケクラブ「サウス」 中学生、豊見城で販売 即売会でTシャツを販売する、バスケットボールクラブ「サウス」の中学生ら=3日、豊見城市のイーアス沖縄豊崎
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 【豊見城】豊見城市、南城市、南風原町を拠点に活動するバスケットボールクラブ「THE SOUTH(ザ・サウス)」に所属する中学生らが3、4の両日、豊見城市のイーアス沖縄豊崎で自らデザインしたTシャツの販売会を実施した。
 サトウキビ由来のTシャツの製作・販売を通し環境課題とビジネスを学ぶネクストビジョンリーダーズプロジェクトの一環で、デザイン、マーケティング、販売、収益管理までを手がけた。それぞれアイデアを出し合って接客や宣伝を工夫し、2日間で63枚のTシャツを販売した。
 同クラブの大城勝悟コーチは「バスケットの練習にも月謝や道具代がかかる。そのお金を稼ぐのはどれほど大変か。練習できる環境が当たり前ではないということを感じてもらえたと思う」と述べた。 (普天間伊織)