有料

サシグサで商品開発へ 南部商高生、事業所が助言


サシグサで商品開発へ 南部商高生、事業所が助言 生徒たちへ商品作りについて伝える與儀喜美江さん=7月16日、八重瀬町の県立南部商業高校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【八重瀬】八重瀬町の県立南部商業高校(與那覇さゆり校長)流通クリエイト科3年生の21人は7月16日、地域の事業所を招き商品開発について学んだ。11月に校外販売実習や県産業教育フェア商業デパートで販売する地域の特産物を使った商品開発を予定しており、野草のサシグサ(和名・タチアワユキセンダングサ)を使った商品を開発することを決めた。
 サシグサを使った商品を開発販売している「さし草屋」(南城市大里)の代表取締役の與儀喜美江さんと営業の與儀誠也さんが、サシグサの栄養成分や効用、企業理念や商品開発について講話した。
 喜美江さんは「なぜそれを商品にするのか深掘りし、自分のストーリーを持っていることが大切。それは誰にも奪われない」と伝えた。 (中原貴子通信員)