【中城】「きび畑のオーケストラ」で知られる中城ジュニアオーケストラは2025年8月、創立45周年を迎える。その記念コンサートで合唱曲の演奏を予定しており、合唱を担う「歌う会」が2日に発足した。歌う予定の「ぞうれっしゃがやってきた」は、戦争を生き延びたゾウを見たいという子どもたちの夢を乗せた列車が、全国各地からゾウのいた名古屋に向かって走ったという実際の物語として歌い継がれている。
歌う会の会長で沖縄市ジュニア合唱団指導者の森山政和さんは「世界の平和と創立45周年記念コンサートの成功を祈念して練習に励みましょう」と決意を述べた。
中城村を含む中部地域の合唱団で構成され、賛同する一般参加者も随時募集している。
練習は今年10月から2025年7月、毎月第3土曜午前10時~11時半、毎月第1、3火曜午後7時半~9時に行われ、会場は中城小学校ひかりホールで。問い合わせは、中城ジュニアオーケストラ佐渡山安信団長、電話090(3796)0286。 (儀間由紀美通信員)
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「ぞうれっしゃ」歌い手募集 中城ジュニアオケ 来年45周年、公演企画
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琉球新報朝刊