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高校生30人マナー体験 ブセナテラスでフランス料理


高校生30人マナー体験 ブセナテラスでフランス料理 食事に使うナイフについて説明を受ける高校生ら=7日、名護市のザ・ブセナテラス
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】沖縄調理師専門学校、県飲食業生活衛生同業組合、名護市のホテル「ザ・ブセナテラス」は7日、同ホテルでテーブルマナー体験を開いた。本島北部の高校生約30人が参加し、県産食材を使ったフランス料理に舌鼓を打ちながらナイフやフォークの使い方を楽しく学んだ。
 大人になる前にテーブルマナーを改めて知ってもらい、観光産業を支えるホテルや調理師の仕事に触れてもらうことなどを目的に、社会福祉事業の一環として無料の体験会を開いた。
 配膳にはインターン中の専門学校生も加わり、高校生にホテルの仕事に興味を持ってもらうと同時に、専門学校生もホテルでのサービスについて学んだ。
 食事前にはテーブルナプキンの使い方や料理の食べ方に関するクイズも出題された。
 大城ひなたさん(17)は「椅子に座る手順が決まっていることは知らず、驚くことが多い。家族にも教えてあげたい」と満足した様子で話した。
  (武井悠)