【沖縄】仲本工業(仲本豊社長)は14日、沖縄市の同社で、31日にあるFC琉球の試合と試合後の花火への招待チケット50組100人分を、ひとり親家庭の親子に届けるため県母子寡婦福祉連合会に贈呈した。
同社はFC琉球のオフィシャルトップパートナーで、31日は冠試合となる。例年、試合後に100~150発の花火を上げていたが、今年は約千発の打ち上げを予定する。全国花火競技大会で内閣総理大臣賞を受賞したマルゴー(山梨県)が花火をプロデュースする。
FC琉球が「日本一のスタジアム花火」を子どもたちに見せようと企画し、それに仲本工業が賛同した。7月13日からクラウドファンディングを呼びかけ、5日までに約240万円が集まった。
贈呈式で仲本社長は「多くの子どもたちに来てほしい。希望を花火に託して、夏一番の思い出にしてほしい」と呼びかけた。
県母子寡婦福祉連合会の比嘉美智子事務局長は「ひとり親家庭は体験格差も課題の一つ。選手の振るまい、応援の様子をじかに見る機会となる」と感謝を伝えた。 (金盛文香)
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あすの試合花火1000発 FC琉球・仲本工業が招待券
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琉球新報朝刊