【糸満】糸満市は市真栄里地区企業誘致事業で、西エリアの商業・ターミナルゾーン(4.25ヘクタール)と集合住宅ゾーンの一部(約1.5ヘクタール)について、民間のアイデアを受けるサウンディング調査を18~24日に実施する。事業に対する民間事業者の参画意向などを把握する目的で、アンケートやヒアリングに参加する事業者を募る。
市は真栄里地区の開発目標を「賑わいと活力を生み出し、次世代へつなぐ地域振興拠点の形成」と位置づける。国道331号開通による、那覇空港などへのアクセスの良さを生かし企業立地などを進める計画だ。
今回、サウンディングの対象となる商業・ターミナルゾーンは予定用途が「近隣商業地域」で、商業施設とバス乗り場、飲食を含めた待合スペースを想定。集合住宅ゾーンは予定用途が「第2種住居地域」で、マンションなどを想定している。
市はサウンディング調査結果を踏まえ年度内に募集要項を公表する予定だ。詳細は18日から市のホームページ「新着情報」から確認できる。
(岩切美穂)