【沖縄】バスケットボールの展開が「急すぎて」「速すぎて」分からない―。そんな声に応えるため、バスケについて楽しく解説する、FMコザの「元bjレフェリーが教えるバスケの楽しみ方vol.1」(共催・アジクーターラジオ、しろくまおやつ家)が9月29日、放送された。元プロバスケbjリーグのレフェリーで琉球ゴールデンキングスU18アシスタントコーチを務める金城寿さん(52)が、沖縄市内のFMコザロビーに集まった9人とリスナーに、試合動画を見ながら戦術や用語、レフェリーの動作の意味などを分かりやすく解説した。
10月5日から始まったB1リーグ・琉球ゴールデンキングスの新シーズン。ラジオ沖縄で生中継を担当してきた金城さんは、これまで試合展開が「分からない」などの質問にたびたび接したという。バスケは「用語も難しいしスピードも速いので、気付かないうちに試合が止まったり動いたりする」。それをかみ砕いた上で「ボールばかりを追うのでなく、それ以外の動きも見えるように伝えたい」と意気込む。
昨季のB1リーグを準優勝で終えたキングス。ホームタウンの沖縄市で、同じく地元のコミュニティー局のFMコザと協力してバスケ熱をさらに盛り上げたいと考える金城さんは「バスケの雰囲気を楽しむのもいいが、少し深入りするともっと楽しい」と語る。続編も検討されており、「また機会があれば回数を重ねていきたい」と意気込んでいる。
(石井恭子)