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世界初!古武道の型、AIで採点 12月に沖縄空手会館で「ワールド琉球古武道チャンピオンシップ」


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世界初!古武道の型、AIで採点 12月に沖縄空手会館で「ワールド琉球古武道チャンピオンシップ」 古武道ポスター
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 第3回ワールド琉球古武道チャンピオンシップ(WRKC)が12月3日、豊見城市の沖縄空手会館で開催される。大会は対面とオンラインで行う。オンラインでは世界初となる、AIによる型の採点を導入する。古武道の組手の競技大会は県内でこの大会以外にないという。WRKC事務局の與儀清斗さんは「誰でも参加できるので、大勢の人に古武道を親しんでもほしい」と呼びかけた。

第3回ワールド琉球古武道チャンピオンシップの参加を呼びかける與儀清斗さん=19日、那覇市泉崎の琉球新報社


 古武道の型は小学生から壮年、障がい者まで9部門のクラスに分かれ、棒とサイの2種目がある。組手は小中学生の軟式クラスと高校生以上の硬式クラスがある。オンラインは棒とサイの規定型と、棒の指定型「大城の混」の3種目がある。年齢別にクラスが分かれ「大城の混」の型はAIで採点する。
 競技の参加費は2千~6千円。観戦無料。申し込みはWRKC専用サイトから。締め切りは11月10日まで。オンライン参加は自らの型を撮影し動画を送る。企業協賛とクラウドファンディングも募集している。問い合わせはWRKC事務局090(3796)3475。