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新入幕の美ノ海「積み上げてきたこと実を結んだ」 県出身で17年ぶり5人目 大相撲


新入幕の美ノ海「積み上げてきたこと実を結んだ」 県出身で17年ぶり5人目 大相撲 初入幕を果たした美ノ海=30日、福岡県福岡市の木瀬部屋宿舎(砂川博範撮影)
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 日本相撲協会は30日、大相撲九州場所(11月12日初日・福岡国際センター)の番付を発表し、うるま市身の美ノ海(ちゅらのうみ)=本名木崎信志=(具志川中―鳥取城北高―日大出、木瀬)が新入幕を果たした。県出身の幕内力士は琉王、琴椿、若ノ城、琉鵬に次いで5人目。2006年秋場所から17年ぶり。

 9月の秋場所で10勝を挙げ、東十両5枚目から西前頭15枚目に昇進した。16年の春場所で初土俵を踏み、18年の名古屋場所で新十両に昇進。生涯戦歴は46場所で254勝237敗1休。

 美ノ海は新入幕を果たし「すごくうれしい。(沖縄の人も来てくれる)九州場所で決められたことが自分の中では大きい。30歳と遅めだが、こつこつ積み上げてきたことがようやく実を結んだ結果だ」と言葉をかみしめた。

(古川峻)