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沖縄SV、接戦落とす ソニー仙台に2-3 (4日の試合)


沖縄SV、接戦落とす ソニー仙台に2-3 (4日の試合) 沖縄SV―仙台 ボールを奪いにいく沖縄SVの安在和樹(左)=4日、宮城県のセイホクパーク石巻フットボール場(沖縄SV提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 サッカー日本フットボールリーグ(JFL)の沖縄SVは4日、宮城県のセイホクパーク石巻フットボール場でソニー仙台FCと対戦し2―3で敗れた、通算成績は6勝15敗4分けで勝ち点22のまま。順位は最下位の15位。

 前半は両者互角に戦う時間が続いたが、仙台が30分に先制し、終了間際にも1点を加えて0―2で折り返した。後半16分には、沖縄SVは左クロスに髙原直泰が頭で合わせて得点。37分に仙台のオウンゴールで2―2の同点としたが、終了間際にゴール中央の密集から押し込まれて2―3で敗北を喫した。

 今季は残り3戦。次戦は12日午後1時から沖縄市陸上競技場でレイラック滋賀と対戦する。


 沖縄SVは2位の仙台に前半で0―2と突き放されたが、諦めることなく後半に同点まで追い付いた。しかし、終了間際にボールを回され、右クロスからゴール前へと運ばれ、最後は守備の隙間を縫うようにシュートを押し込まれた。

 14位の東京武蔵野が勝って勝ち点を29に伸ばし、沖縄SVはその差を7点に広げられた。

 前半の2失点は守備陣のマークの緩さを突かれた。仙台は30分、右裏へのロングボールを受けた選手が右クロスを放り、中央でノーマークの選手が頭で押し込んだ。終了間際には、中央への縦パスが選手をすり抜ける形となって前線の選手へと渡り、そのままドリブルから蹴り込まれ、0―2で折り返した。いずれも速い展開への対応が遅れた。

 条件によって変わる場合もあるが、地域チャンピオンズリーグ(CL)の1位チームはJFLへ自動昇格し、地域CL2位チームはJFL最下位(15位)チームと入れ替え戦を行うことになっている。今季は12、19日のホーム戦を含む残り3試合。14位チームとの勝ち点差を縮めるべく、いよいよ背水の陣の様相を帯びてきた。

 (大城三太)