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ブレイキンの津波古、国際大会で3度目の優勝 「自分らしく踊ることできた」 パリ五輪2枠も視野に


ブレイキンの津波古、国際大会で3度目の優勝 「自分らしく踊ることできた」 パリ五輪2枠も視野に ブレイキンの国際大会で3度目の優勝をつかんだRiko(津波古梨心)(中央)=香港(日本ダンススポーツ連盟提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 ブレイキン(ブレイクダンス)の国際大会、BfG(ブレイキン・フォー・ゴールド)ワールドシリーズが15、16の両日、香港で行われ、女子のRiko(津波古梨心)=読谷高校2年=が国際大会3度目の優勝を果たした。16歳の津波古は「いつも通りに自分らしく踊ることができた。切れとスピードを出せた」と語った。

 日本人ランキング上位2人が2024年パリ五輪代表の切符を手にすることができ、津波古も2枠を狙えるランキング上位につけている。5月に上海(中国)、6月にアブダビ(アラブ首長国連邦=UAE)で行われる国際大会でのポイントを加え、最終的な順位が確定する。津波古は「時間があるのでもっと体力をつけて、持ち技も増やしていきたい。オリンピックを目指すというよりは常に自分のベストを出し切れるようにしたい」としっかり足元を見詰めながら進む。国内では、24年2月17、18日に東京のNHKホールで行われる第5回全日本選手権に出場予定だ。

 (大城三太)