沖縄県内の武道9団体による鏡開き式・武道始めが7日、那覇市の県立武道館アリーナで行われた。武道9団体から約260人が年始めの稽古に臨んだ。コロナ禍により、2020年以来の4年ぶり開催となった。
県武道連絡協議会の平良慶孝会長は「鏡開き式・武道始めは武道9団体の発展と、今年1年の活躍を期待する稽古始めだ。元気のある初稽古を楽しみにしている」とあいさつした。
各団体の代表者らが鏡開きを行った後、有段者らが模範演武を披露した。稽古始めに初参加した玉城梨亜さん(14)(南風原中剣道部2年)は「合気道や弓道など、他の武道から身の守り方を勉強できた。気持ちを強く持つことをテーマに、再来週の県大会で優勝を目指す」と抱負を述べた。
参加団体は県空手道連盟、県なぎなた連盟、県相撲連盟、県銃剣道連盟、県柔道連盟、県剣道連盟、県弓道連盟、県少林寺拳法連盟、県合気道連盟。
(名波一樹)