ソフトボールの第47回男子・第57回女子中学生新人大会最終日は14日、読谷村のゆんたんざソフトボール場で決勝までを行い、女子は読谷が宜野湾・真志喜を24―0で下して優勝した。男子は読谷があげな・宜野湾を30―0で制し、栄冠をつかんだ。
田中、投打で存在感 無安打無失点に本塁打
男子読谷は30―0で圧勝した。田中光輝が投げては無安打無失点に抑え、打っては先制ランニング本塁打と存在感を示した。
部員10人、初心者も多いなかで練習してきた。まずは初回1死二、三塁。田中が高めの直球を振り抜き、自らも生還して3点を挙げた。マウンドでは外角への直球で「打たせて取る」と抑えきった。4月に入部した松田大地は「キャッチャーとしてチームを支える」と投手陣をリードし勝利に貢献した。
主将の神谷琉心は「力を入れていた守備練習が生きた」と手応えを感じた様子だ。我如古悟監督は「守りから試合の形をつくってくれた」とチームをたたえた。
(名波一樹)
【男子】
▽決勝
読谷
13 5 12│30
0 0 0│0
あげな・宜野湾
(三回時間切れ)
(読谷)田中・國吉―松田
(あ・宜)土田・上間―伊礼
▽本塁打 田中、瀬名波(以上読谷)
▽三塁打 國吉(読谷)
▽最優秀選手賞 田中光輝(読谷)
▽優秀選手賞 土田愛輝(あげな・宜野湾)
▽打撃賞 國吉愛夢(読谷)3打数3安打