九州のプロレスラーが所属するNPO法人九州プロレスが2月3日、県立武道館メインアリーナで「第一交通産業グループPRESENTS ウチナーを元気にするさぁ!」を開催する。同団体による沖縄での大会は初。観戦無料。午後1時開場、午後2時開始。琉球ドラゴンプロレスと九州プロレスのレスラー計14人が参戦する。
九州プロレスの阿蘇山と琉球ドラゴンプロレスのグルクンマスクが23日、県庁で照屋義実副知事を訪れ、大会をアピールした。
メインイベントは、九州プロレス王者の野崎広大に糸満市出身で琉球ドラゴンプロレスのウルトラソーキが挑戦する。そのほか、3対3の6人マッチなど4試合が組まれた。試合前には小学生以下を対象としたプロレス教室も開く。
九州プロレスは2008年に旗揚げし年間約50試合を九州各県で開いている。阿蘇山は「初めての沖縄大会で全員気合が入っている。プロレスの面白さを見せたい」と、グルクンマスクは「沖縄でやってるのは俺たちだという意地を見せたい」とそれぞれ意気込んだ。
テレビでプロレスを見て育ったという照屋副知事は「プロレスは子どもに夢を与えるスポーツだ。沖縄の子にパワーを届けてほしい」と笑顔で話した。
(古川峻)