【那覇・伊江】巨人の阿部慎之助監督の、伊江村観光親善大使の続投が決まり、委嘱状交付式が22日に那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行われた。名城政英村長が阿部監督に委嘱状や伊江島産のラム酒などを贈呈した。
阿部監督は父・東司さんの知人が伊江村出身だった縁で、2006年1月に同村で初めて自主トレーニングを実施した。17年に2千本安打の偉業を達成した際に、観光親善大使の就任要請に快諾。今回で4期目となった。任期は昨年11月9日から来年11月8日までの2年間。
19年4月に完成した、県内初の全面人工芝の伊江村野球場の設計に関する助言を行った。20年1月から中学校軟式野球の阿部慎之助杯争奪国頭地区大会が開催されており、決勝で同球場を使用している。
名城村長は「監督になって忙しくなり、今回は引き受けてくれるか心配したけど、快く引き受けてくれてありがとうございます。日本シリーズとリーグ戦の優勝を祈願し、私たちも応援したい」と激励した。
阿部監督は「ずっと昔からお世話になっている島。素晴らしいところなので、まずは皆さんに来ていただきたい」とPRした。