ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの金城ありさ(港川中―東京・佼成学園女子高―東京女子体大出)がチーム最多の10得点を挙げ、チームを引っ張った。家族や恩師も駆けつけ、久々の沖縄の試合に「アウェー戦だけど自分の中ではホーム。気合が入っていた」と笑顔を見せた。
開始直後、素早く中央に走ってミドルシュートを放ち、得意の形で得点した。「いろいろなプレーで点数を取ると相手は守りにくい」と、持ち味のスピードを生かし、フェイントからカットインや味方へのアシストなど力を発揮した。
昨年、肩を痛めて日本代表から離脱したものの、この日はけがを感じさせない活躍だった。「チームではプレーオフで優勝し、個人賞を取りたい」と目標を掲げた。
(古川峻)
ソニーセミコンダクタ(21)
32―28(19―13,13―15)
ザ・テラスホテルズ(5)