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卓球・Tリーグ アスティーダ2位確定 岡山に1―3 一歩及ばず、POへ切り替え【2日の試合】


卓球・Tリーグ アスティーダ2位確定 岡山に1―3 一歩及ばず、POへ切り替え【2日の試合】
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 卓球ノジマTリーグの琉球アスティーダは2日、岡山県の福田公園体育館で今季最終戦を岡山リベッツと対戦し、1―3で敗れた。通算成績15勝5敗で勝ち点47、2位でレギュラーシーズンを終えた。

 第1マッチダブルスは吉村真晴・濵田一輝が0―2で丹羽孝希・ヤン・アンに敗れた。第2マッチシングルスは張本智和が2―3でハオ・シュアイに競り負けた。勝敗の懸かった第3マッチシングルスは、吉村が1―3で谷垣佑真に敗れた。第4マッチシングルスは有延大夢が3―1で丹羽に勝利した。

 アスティーダはプレーオフ進出が決まっており、22日に東京都の代々木第二体育館でレギュラーシーズン3位のチームと対戦する。


 今季最終戦。ここを落とせば敗北となる第3マッチシングルス。吉村真晴が意地を見せたが、一歩及ばず踏ん張れなかった。琉球アスティーダは黒星を喫し、5連勝を逃し2位でレギュラーシーズンを終えた。

 第1マッチダブルスで敗れた吉村は、第3マッチシングルスで再びコートに立った。序盤から相手に押され連続失点。第1ゲーム、第2ゲームと連取され後がなくなった。

 絶対に落とせない第3ゲーム、2―5と差を付けられたところでアスティーダのタイムアウト。ここから吉村の動きが変わった。

 相手の正面を執念深く狙いミスを誘った。高速のラリー戦ではクロスにスマッシュを打ち込んで得点。7―6とし、今試合初めてリードを奪い返した。さらには力強いフォアハンドでクロスに打ち込み8点目。勢いのままに11―8で第3ゲームを奪取した。

 しかし第4ゲーム。サーブのラインや長さを変えてきた相手にうまく対応できずミスが続いた。それでも粘って食らいついたが、最後は相手のスマッシュに体勢を崩されたまま、返球を強いられ、返したボールはオーバーした。

 最終戦を勝ち星で飾れなかったアスティーダ。プレーオフは連覇に向けて切り替えて臨む。

 (名波一樹)