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53位・「悔しくも」晴れやか 仲宗根はパーで締め ダイキン女子ゴルフ最終日


53位・「悔しくも」晴れやか 仲宗根はパーで締め ダイキン女子ゴルフ最終日 10番、ティーショットを放つ仲宗根澄香=3日、南城市の琉球GC(小川昌宏撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 女子ツアー今季開幕戦のダイキン・オーキッド・レディス最終日は3日、琉球ゴルフ倶楽部(6595ヤード、パー72)で行われ、前日首位に立った21歳の岩井千怜が、ボギーなしの5バーディーで67と伸ばし、通算18アンダーの270で逃げ切った。通算5勝目で賞金2160万円を獲得した。2打差の2位は西郷真央、さらに5打差の3位は菊地絵理香だった。荒川怜郁は4バーディー、1ボギーでスコアを伸ばし、通算5アンダーで9位だった。2年連続年間女王の山下美夢有は通算2アンダーの19位。吉﨑マーナがイーブンパーの34位でベストアマチュア賞に輝いた。約6年ぶりに復帰した元賞金女王の森田理香子は1オーバーで36位となった。比嘉真美子が通算2オーバーで40位、仲宗根澄香が通算8オーバーで53位だった。(出場54選手=アマ1、曇り、気温15.9度、北北東の風4.6メートル、観衆6133人)


 仲宗根澄香は通算8オーバーの53位で終え「悔しいが、4日間戦えた自分を褒めてあげたい」と表情は晴れやかだった。

 出だしの10番でOBにバンカーとつまずき、トリプルボギーをたたく苦しいスタートだった。ティーショットをど真ん中に打ち抜き、上り約6メートルのパットを沈めた15番で初のバーディーを決めた。

 パー5の後半7番は1日目と2日目にバーディーとした「相性の良いホール」。セカンドでピンまで96ヤード、3打目で1メートルにつけ「しっかりイメージして獲ることができた」。最終の9番はパーで締めて開幕戦を終えた。今年のツアーの目標は初優勝だ。「ゴルフも、人としても成長したい」と笑顔を見せ、前へと進む。

(名波一樹)