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沖縄SV、ドロー 岡崎と2―2 守備強化、勝利の鍵に サッカーJFL


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沖縄SV、ドロー 岡崎と2―2 守備強化、勝利の鍵に サッカーJFL 沖縄SV―FCマルヤス岡崎 ボールをキープする沖縄SVの選手たち=23日、愛知県の岡崎市龍北総合運動場龍北スタジアム(沖縄SV提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 サッカー日本フットボールリーグ(JFL)の沖縄SVは23日、愛知県の岡崎市龍北総合運動場龍北スタジアムでFCマルヤス岡崎と対戦し、2―2で引き分け、開幕3連勝とはならなかった。勝ち点は7。

 前半は積極的に攻めて何度もゴールへ迫り、27分に荒井秀賀が先制点を奪った。しかし、41分にカウンターからミドルシュートを決められ、1―1で折り返した。

 後半は13分、安在和樹のフリーキックに中央の混戦から最後は松下大祐が押し込んで逆転に成功した。しかし、30分に再び追い付かれた。

 次戦は31日、三重県のLA・PITA東員スタジアムでヴィアティン三重と対戦する。


 開幕3連勝はならなかった。先制してから岡崎に2度追い付かれる展開で、守備の課題も出た。

 先制点は前半、池髙暢希の右クロスに中央の荒井秀賀がうまく合わせた。終盤にカウンターを食らい、同点とされた。3対3の状況となったが、ボールを持った選手にそのまま中央突破され、ドリブルからのシュートを許した。

 後半はセットプレーから2点目を導いた。安在和樹のタイミングをずらしたゴール前へのクロスが奏功した。混戦となるなか、松下大祐からのパスを有田朱里がシュートし、GKがはじいた球を松下が押し込んだ。

 しかし、再び岡崎に食い下がられ、左クロスから中央でフリーにした選手に頭で決められ再び追い付かれた。狭いスペースから難易度の高いヘディングでやられたが、体を寄せてフリーにしないことが次への課題となった。

 昨季と比べ、前線で攻めの形をつくり、クロスからの得点力も格段に増した。カウンター対策や苦しい場面で守備の決まり事を徹底していくことが勝ち点を積み上げていく鍵になりそうだ。

 (大城三太)