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水泳中止の基準、対応確認 津波など 宮古島トライアスロン実施委


水泳中止の基準、対応確認 津波など 宮古島トライアスロン実施委 第38回全日本トライアスロン宮古島大会で水泳競技が中止になった際の対応について話し合う競技実施検討委員会の出席者ら=8日、宮古島市平良のJTAドーム宮古島
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 【宮古島】14日開催の第38回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)の競技実施検討委員会が8日、市平良のJTAドーム宮古島で開かされた。大会当日、スイム実施の判断基準や、中止になった場合に実施されるデュアスロンになった場合の対応などについて確認した。津波警報や注意報が出た際は津波フラッグを、雷などで大会の中止・中断をする際は赤旗を掲げることなどを確認した。

 当日早朝に暴風や波浪、高潮、大雨、津波の各警報が発令された場合はスイムを中止して、ラン、バイク、ランのデュアスロンを実施する。各注意報が発表された場合には、海域の状況を考慮し、安全対策が十分にとれると判断された場合には水泳競技を実施する。

 デュアスロンの場合、第1ランは4・5キロ、バイクは123キロ、第2ランは35キロで実施される。スタートは午前7時。

 事務局長を務める砂川朗観光商工スポーツ部長は「安全な大会成功に向けて取り組みたいので、皆さんのご協力をお願いしたい」とあいさつした。

 (友寄開)