陸上の第75回沖縄選手権大会兼国スポ大会選考会最終日は12日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで行われ、女子は今村香保(普天間高)が12秒20で制した。
女子A100メートル決勝は高校生の今村香保(普天間高3年)がトップで駆け抜けた。大会記録保持者の座間味里奈(Fustar)らも混ざる中、0・004秒差で1位に。「一般も含めて勝てて自信になった」と喜んだ。
前日の200メートルの好感触を100メートルでも生かした。200メートルは出だしでリードされたが、「慌てずにリラックスできていた」と後半も伸びがあった。100メートルもその感覚のまま力まずに快走した。
県総体や南九州大会で上位に入り、全国総体の出場を目指す。「後半の感覚はつかめた。今後はスタートから中盤の加速に力を入れる」とスピードに磨きを掛ける。
(古川峻)