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沖縄電力、トヨタと初戦 都市対抗野球、来月19日開幕


沖縄電力、トヨタと初戦 都市対抗野球、来月19日開幕
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 社会人野球の第95回都市対抗大会の組み合わせ抽選会が16日、東京都内で行われ、出場する32チームの対戦カードが決まった。

 10年ぶり5度目の出場となる九州地区第二代表の沖縄電力(浦添市)は、開幕戦となる大会1日目の7月19日の第1試合で、前年度優勝のトヨタ自動車(豊田市)と対戦する。沖縄電力は都市対抗に初出場した2000年にもトヨタ自動車と対戦しており、6―13で敗れている。

 沖縄電力は今大会の出場チーム中、最も長い10年のブランクを経て本戦出場を果たした。前回出場した14年の大会では、ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)との初戦に2―3で敗れて涙をのんだ。都市対抗ではいまだ勝ち星がなく、今大会は「東京ドームで1勝を」を合言葉にチーム一丸となって1回戦突破を目指す。

 県勢チームは都市対抗野球本戦に過去7度出場しているが、勝利を挙げたチームはいまだない。沖縄電力が初戦を突破すれば、県勢としても初の1勝となる。沖縄電力の平田太陽監督は、「前回のチャンピオンチームが相手だが、開幕戦を戦えるのは幸せなこと。緊張感もある中、雰囲気にのまれないよう入りの部分を気をつけながら戦っていきたい」と開幕戦へ意気込み、「チームのスローガンである一体感を発揮し、沖縄勢初の1勝を勝ち取りたい」と勝利への強い思いを口にした。

 大会は、7月19日から30日まで東京ドームを舞台に行われ、社会人野球の頂点を目指し熱戦が繰り広げられる。

 (首都圏通信員 和田清)