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平良、国内最高峰「スーパーフォーミュラ」出場へ 沖縄県勢で初「存在感示したい」


平良、国内最高峰「スーパーフォーミュラ」出場へ 沖縄県勢で初「存在感示したい」 全日本スーパーフォーミュラ選手権に出場する平良響
この記事を書いた人 Avatar photo 渡真利 優人

 フォーミュラカーの国内最高クラスのレース「全日本スーパーフォーミュラ(SF)選手権」に沖縄市出身の平良響(23)=コザ高出=が県勢として初出場する。大会は22、23の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催される。「大会を通して自分の存在感を示したい」と力強く語った。

 年間に9レース開催される同選手権は、出場予定だったチームの選手が欠場することになったため、代役のスポット参戦で挑む。

 1周3737メートルのコースを51周して着順を競う。ピットでのタイヤ交換や、エンジンの出力を変えるオーバーテイクシステム(OTS)のタイミングによってレースの順位が大きく左右される。

 平良は2023年に一つ下のランクである、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に出場したものの、惜しくも王座を逃した。

 大会に向けて加速に耐えられるよう首を強化したり、シミュレーターを使った本番さながらの練習をしたりしてきた。「最初の予選であるQ1を通過したい」と憧れの舞台に挑む。

(渡真利優人)