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コザ序盤に3得点 八回に勝ち越し打 浦添―コザ 夏の甲子園県大会第4日


コザ序盤に3得点 八回に勝ち越し打 浦添―コザ 夏の甲子園県大会第4日 浦添―コザ 8回無死三塁、好機で勝ち越しの適時打を放つコザの比嘉嗣逞(名波一樹撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 第106回全国高校野球選手権沖縄大会第4日は30日、沖縄セルラースタジアムなどで1回戦7試合を行った。知念は那覇国際に4―2で勝利した。コザは浦添を6―3で破った。KBCは沖縄水産に7―0の七回コールド勝ちした。美里工は南風原に10―0の五回コールド勝ち、北中城は沖縄カトリックに8―1で七回コールドで勝利した。具志川商は球陽に7―0で七回コールド勝ちを収め、与勝は南部農林・南部商・開邦・真和志を17―0の五回コールド勝ちで下した。6日は同会場などで2回戦8試合が行われ、シード校も登場する。


比嘉が殊勲の二塁打 エースで4番、投打で活躍

 エースで4番の比嘉嗣逞(3年)の勝ち越し打でコザが初戦を突破した。

 八回の表、マウンドの比嘉は2死三塁のピンチを切り抜けた。

 その裏の攻撃で、3番吉田夕槻(3年)が二塁打を放ち相手エラーの間に三塁まで進んだ。一打勝ち越しの好機で比嘉。「吉田の勢いに乗る」と低めの変化球にあわせて一振り。右翼線への鋭い打球は適時二塁打となった。チームはさらにリードを広げて6―3で勝利した。

 比嘉は次戦へ向け「打たせて取る投球を心がけ、好機では走者を確実にかえして勝利する」と頼もしかった。

(名波一樹)

▽1回戦

浦添
 100 200 000 |3
 210 00 003×|6
コザ
(浦)東、麥島、山里、東、銘苅―清水
(コ)比嘉嗣―吉田
▽三塁打 清水2(浦)
▽二塁打 仲松、比嘉嗣2、吉田(以上コ)