高い攻撃力で勝ち進んだ那覇商だが、決勝で鹿児島南に1点差で敗れ、優勝を逃してしまった。
那覇商はともに左利きの比嘉夏海、柊舞の兄弟がアシストとシュートを右サイドで展開。さらに左サイドからは1年生の佐藤大幸が得点に絡むなどし、2ピリオド(P)を終えて1点リードした。
しかし、3Pから鹿児島南の猛攻で試合終了4分前で3点差をつけられる。残り16秒で追い付いたものの、ラスト4秒で勝ち越しのシュートを決められた。
今大会は全ての試合で15点以上を取る得点能力は見せたものの、決勝では相手エースに8得点されるなど守備での課題が見えた。チームを引っ張った夏海は「自分たちのスタイルで県勢初のベスト4、その先の優勝を目指す」と意気込んだ。
(屋嘉部長将)
(大分県・大分商業高校)
【男子】
▽準々決勝
那覇商 17―13 長崎西
▽準決勝
那覇商 17―5 福岡工
▽決勝
鹿児島南
17―16(5―4,2―4,5―3,5―5)
那覇商