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「日本一目指す」意気込み 沖電、那覇空港で出発式 都市対抗野球


「日本一目指す」意気込み 沖電、那覇空港で出発式 都市対抗野球 勝利へと意気込む沖縄電力のメンバー=12日、那覇空港
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 第95回都市対抗野球大会に沖縄電力(浦添市)が九州地区第2代表として出場する。社会人野球の甲子園とも呼ばれる本大会は、7月19~30日に東京ドームを舞台に行われる。10年ぶり5度目の出場を決めた沖電ナインが初戦で対戦するのは、昨年覇者のトヨタ自動車(豊田市)。本戦での県勢チームはいまだ勝ち星がなく、初戦を突破すれば、県勢としても初の1勝となる。19日午後6時からの開幕戦で、沖縄初の勝利を目指す。

 社会人野球の都市対抗大会に10年ぶり5度目の出場を決めた沖縄電力(浦添市)は12日、那覇空港で出発式を行った。沖縄電力代表取締役社長の本永浩之氏や日本トランスオーシャン航空代表取締役社長執行役員の野口望氏ら関係者が出席し、選手たちを送り出した。平田太陽監督と田場亮平主将に花束も手渡された。

 平田監督は「県勢はまだ(都市対抗大会で)勝利できていない。応援の力を借りて一勝。そして日本一を目指したい」と県勢初の勝利へと意気込んだ。田場主将は「試合を決定づける一打を出すとともに、主将としてチームを引っ張る」と決意した。

 大会は7月19~30日に東京ドームで行われる。沖縄電力は開幕戦となる大会初日の19日の第1試合で、前年度優勝のトヨタ自動車(豊田市)と対戦する。

(名波一樹)