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具志堅、4回KO 内容に反省しきり 日本ユースバンタム級タイトル前哨戦


具志堅、4回KO 内容に反省しきり 日本ユースバンタム級タイトル前哨戦 4回1分34秒、KO勝ちを収め拳を突き出す具志堅日向(右)(ジャン松元撮影)
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 世界ボクシング機構(WBO)アジア太平洋女子ライトフライ級王座決定戦(10回戦)が14日、中城村民体育館で行われ、同級1位の池本夢実(琉球ジム)がニラチャポン・タノームサックシー(タイ)に4回1分19秒でTKO勝ちし、新王者となった。戦績は11戦9勝(1KO)2敗となった。

 日本ユースバンタム級タイトル前哨戦(8回戦)の具志堅日向(琉豊BS)はポンテープ・ブンチャーリー(タイ)に4回1分34秒でKO勝ちした。4戦4勝(3KO)とした。

日本ユースには多くの収穫

 4回1分34秒、具志堅日向が強烈な左ボディーを見舞い、ダウンを奪った。相手の目は腫れ、鼻血も出ていた。「もうちょっとやりたい気持ちがあた」。初めての外国人選手との8回戦に多くの収穫を感じていた。

 1回から相手のパンチがどこに飛んでくるか予想しづらく、様子を見ながらパンチを見切っていた。手数が少なかったが、3回以降にあえて打たせてカウンターを放つようになる。4回に1発のボディーでKO勝ちした。

 圧倒したが「硬くてダメダメだった。最初からボディーを狙いたかった」と反省しきりだった。日本ユースタイトル戦へ向け「1ラウンドを打ち続けるスタミナがあれば絶対の自信になる」と体を作り直す。

 (古川峻)