北部九州総体の空手男子団体組手でベスト16に入った浦添（提供）
渡真利 優人 【北部九州総体取材班】全国高校総合体育大会・北部九州総体は4日、九州各県で行われた。空手男子団体組手の浦添は3回戦に進出し、小松大谷（石川）に1―3で敗れ、ベスト16だった。
主将「結果で恩返しできた」
空手男子団体組手の浦添は3回戦に進出し、小松大谷（石川）に1―3で敗れ、16強だった。守岡長寅竹監督は「県代表として久しぶりのベスト16。選手それぞれが持ち味を生かし、活躍してくれたことを誇りに思う」とたたえた。
川村龍輝主将は「支えてくれた人に結果で恩返しすることができたと思う。仲間の成長を実感することができる大会だった」と振り返った。
（渡真利優人）
全国と大差ない
初戦突破した与那嶺寿希（興南3年） 個人戦で初戦を突破した。2回戦も相手は強豪校で強い相手だったが、そこまでの差は感じなかった。気迫で攻め続けたが、無意識で手を緩めたところに、タイミング悪くもらってしまった。団体では目の前の相手に集中して勝ちきりたい。
我慢比べだった
西原柚輝（興南3年） 再延長までもつれ、1本取られ初戦敗退した。緊張で序盤から体が動かなかった。相手が先に疲れるか我慢比べだった。意識はしていたが受けがワンパターンになってしまい、ウラ面を取られた。5日の団体戦はリラックスして試合に臨み、みんなで勝ち上がっていきたい。
（長崎県佐世保市体育文化館）
▽男子組手団体1回戦
浦添 5―0 松山工（愛媛）
○桃原 8―0 西岡
○当山 3―2 日野
○安田 4―3 門田
○川村 3―1 江戸
○山内 3―2 大松
▽同2回戦
浦添 3―1 鳥取城北（鳥取）
山内 1―4 田中
○当山 2―2 楮原
○安田 8―0 西尾
○川村 8―2 清友
○金城 2―0 中尾
▽同3回戦
小松大谷（石川） 3―1 浦添
○玉口 8―0反則勝ち 当山
○小峰 5―3 安田
永野 1―2 川村○
○風間 6―0 山内
