8月7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会に興南高校が県代表として出場する。夏の甲子園は2年ぶり14度目。聖地に挑む登録選手20人を紹介する。
(11)比嘉澄久(ひがとわ) 投手
144キロの力強い直球で押す2年生左腕だ。県大会ではマウンドに立てなかったが「甲子園をイメージして投げている」と順調に仕上がってきている様子だ。春季大会では金城勇希とともに粘投して準優勝に貢献した。「エースを支えながら、平常心で思い切りインコースを攻めていく」と活躍を誓う。174センチ、左投げ左打ち。あげな中出。好きな映画は感動ものと恋愛もの。
(12)仲本大政(なかもとたいせい) 捕手
強肩と好リードが光る3年生。ここぞの場面で興南の堅実なプレーを支えてきた。県大会決勝では同点に追いつかれた窮地からマスクを引き継ぎ、優勝の立役者となった。攻撃には課題が残ったようで、現在はバント練習に力を入れている。「どんな球も受け止め、投手の力を最大限引き出したい」と頼もしい。小学5年から捕手を務めている。173センチ、右投げ右打ち。城北中出。趣味は散歩。