【北部九州総体取材班】全国高校総合体育大会・北部九州総体は5日、九州各県で行われた。バスケットボール女子の石川は2回戦で日本航空(山梨)に46―66で敗れた。
女子石川は強豪の日本航空(山梨)に食らいついたが、後半に離され、3回戦進出を逃した。
190センチの大型センターを擁する日本航空相手に、リバウンドは「全員で取りに行く」ことを貫いた。桃宇(とう)芹奈、安仁屋菜央のセンター陣は体を張り、古謝志帆、城間瑠華らも競り合いに参加、ゴール下で相手に自由を与えなかった。マンツーマンディフェンスもはまって失点を防ぎ、第2クオーター(Q)を終えて29―30と接戦を展開した。
だが、イージーショットをミスするなど、後半は得点が伸びずに失速した。城間は「自分が決めないといけないところで決められなかった」と唇をかんだ。
チームが目指しているのは全国8強だ。古謝は「目標は変えない。小さくてもできることを証明する」と、ウインターカップでの目標達成を見据えた。
(稲福政俊)