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全国総体バスケ、沖縄出身選手が強豪で存在感 開志国際・平良、福岡第一・崎濱


全国総体バスケ、沖縄出身選手が強豪で存在感 開志国際・平良、福岡第一・崎濱
この記事を書いた人 Avatar photo 稲福 政俊

 全国総体のバスケットボールは、県外の強豪校に進学した県出身選手が奮闘している。

 男子の優勝候補筆頭に挙げられる開志国際(新潟)は、平良宗龍(金城中出)がチームをけん引する。2回戦は国学院久我山(東京)と対戦し、103―68と完勝した。

開志国際―国学院久我山 マークをかわしてシュートを放つ開志国際の平良宗龍=5日、福岡市総合体育館

 高校ナンバーワンシューターとの呼び声もある平良は、序盤こそシュートがリングに嫌われたものの、15得点で底力を見せた。「シュートが入らない時間もあったが、スリーポイントもフリースローも決められた」と、感触は悪くないようだ。昨年は準決勝で敗れているだけに、本大会に懸ける思いは強い。

 昨年のウインターカップ覇者、福岡第一には崎濱秀寿(北中城小―福岡市立西福岡中出)が所属する。初戦の2回戦は文星芸大付(栃木)に100―50で大勝した。

福岡第一―文星芸大付 相手の守備をかわしてシュートを放つ福岡第一の崎濱秀寿(左)=5日、福岡市総合体育館

 セカンドユニットの崎濱は、出足が鈍かったスタメンに代わって途中出場すると、素早い攻撃で流れを変えた。「何一つ油断せず、全力、がむしゃらにやる」と気合十分だ。

 その他、県勢が多く所属する柳ヶ浦(大分)も3回戦に進出。角田絆奈(安岡中出)が在籍する女子の桜花学園(愛知)も3回戦進出を決めた。

 (稲福政俊)