全国総体のバスケットボールは、県外の強豪校に進学した県出身選手が奮闘している。
男子の優勝候補筆頭に挙げられる開志国際(新潟)は、平良宗龍(金城中出)がチームをけん引する。2回戦は国学院久我山(東京)と対戦し、103―68と完勝した。
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高校ナンバーワンシューターとの呼び声もある平良は、序盤こそシュートがリングに嫌われたものの、15得点で底力を見せた。「シュートが入らない時間もあったが、スリーポイントもフリースローも決められた」と、感触は悪くないようだ。昨年は準決勝で敗れているだけに、本大会に懸ける思いは強い。
昨年のウインターカップ覇者、福岡第一には崎濱秀寿(北中城小―福岡市立西福岡中出)が所属する。初戦の2回戦は文星芸大付(栃木)に100―50で大勝した。
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セカンドユニットの崎濱は、出足が鈍かったスタメンに代わって途中出場すると、素早い攻撃で流れを変えた。「何一つ油断せず、全力、がむしゃらにやる」と気合十分だ。
その他、県勢が多く所属する柳ヶ浦(大分)も3回戦に進出。角田絆奈(安岡中出)が在籍する女子の桜花学園(愛知)も3回戦進出を決めた。
(稲福政俊)