有料

比嘉(興南)男子100平泳ぎ4位 県新記録も表彰台届かず <北部九州総体>競泳


比嘉(興南)男子100平泳ぎ4位 県新記録も表彰台届かず <北部九州総体>競泳 競泳男子100メートル平泳ぎ決勝 力泳する比嘉功太郎(興南)(佐賀新聞社提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

 【北部九州総体取材班】2日連続で沖縄県の競泳、飛び込みの新たな歴史が刻まれた。全国高校総合体育大会・北部九州総体は18、19日に佐賀県と大分県で行われた。競泳の男子100メートル平泳ぎでは比嘉功太郎(興南)が1分2秒53の県新記録を樹立するも4位だった。水球は2回戦で那覇商業が埼玉栄(埼玉)に15―23で敗れ、準々決勝進出を逃した。

 男子100メートル平泳ぎで決勝に残った比嘉功太郎(興南3年)は、県新記録となる1分2秒53を出すも表彰台をあと一歩のところで逃した。「泳ぎは良かったけど、全国の頂点はまだまだ」とほぞをかんだ。

 予選はしっかり水をとらえられている泳ぎができ、スピードに乗れて、自身が持っている県記録を0・26秒更新した。決勝は予選1位、最終的に優勝した選手が隣を泳ぐことになり、付いていく展開を想定。前半の50メートルは付いていけたが、「(相手の)ラストの伸びがえぐかった」と焦ってしまい、終盤にスピードを上げることはできなかった。

 「最後の全国総体でベストは出せて良かったけど、次は表彰台に上る」と22日から始まるジュニアオリンピックカップでの雪辱を誓った。


(佐賀県SAGAサンライズパーク水泳場)

▽男子100メートル平泳ぎ予選 (2)比嘉功太郎(興南) 1分2秒57=決勝進出

▽同決勝 (4)比嘉功太郎(興南) 1分2秒53

 (屋嘉部長将)